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JR四国が『サーモンの陸上養殖』に新規参入へ

JR四国がサーモンの陸上養殖事業に新たに乗り出すとのこと。
JR四国が一次産業へ参入するのは今回が初めてで、鉄道事業以外での収益の拡大を目指している模様です。

JR四国の会見

JR四国の四之宮社長が7月30日の会見で、「サーモン事業の今回トライアルということで、ご縁があってこういう形で一次産業の分野にも当社が参入できるチャンスができた」 と話しています。

サーモンの養殖方法

サーモンの陸上養殖は、地下水を利用した「かけ流し式」の養殖システムを開発する熊本県の会社の協力を得て行うとのこと。
まずは試験的に水槽6基を購入してこの会社の敷地内に設置。 2030年までに四国3箇所での養殖を行う予定で、年間6~8トンの出荷と1億円以上の売り上げを目指します

陸上養殖のメリット

天然の地下水で育てるため、臭みのないサーモンができるというところが強みで、投資額や維持費を抑えられるシステムでもあるそうです。

出荷時期


JR四国がおととし一般から募集した新規事業のアイデアをもとに水産業への参入を模索してきたもので、早速、来月下旬に魚を放流し、年内の初出荷を目指します。今年度中に、四国内での養殖にこぎつけたいとの考えです。

終わりに

鉄道会社が完全新規で漁業に参入するということで、思い切った決断だったと思われます...!!
うまく仕組み化ができればいいですが、まだまだ陸上養殖は養殖魚の評価が低いなど課題があります。そういった課題を乗り越えていって、多くの方に喜ばれるサーモンを提供してくれたら嬉しいですね!さらに、研究分野との連携などで日本の陸上養殖全体の技術力底上げにも繋がってくれたらさらに嬉しいですね。
最後まで閲覧ありがとうございました。

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