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サンマの漁獲量が今シーズンも低水準か。漁の解禁日を早める

水産庁によると、今シーズンも水揚げが低水準となる見通しのサンマ。
気仙沼ではサンマの漁獲がピーク時の1/20まで落ち込んでいるそうです。
水産資源研究所は宮城・気仙沼で今年のサンマ漁に関する説明を行いました。

今年は三陸沖などに暖かい海水の塊が残り、冷水を好むサンマにとっては南下しにくい状況に。
また、日本近海に近づくサンマも去年並みの低水準になる見込みです。
この結果、漁場は去年より遠い東の沖合になると予測されています。

また、サンマの大きさについては、80gから100g程度の小ぶりなサンマが主体になる見通しです。
この状況を受けて、サンマ漁の組合では漁の機会を増やすため、大型船・中型船の漁の解禁日を小型船と同じ今月10日に早めることに決めました。(例年の解禁日:小型船10日 中型船15日 大型船20日)

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